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とうとう年末になってしまいました。
この時期、咲泉光がとても楽しみにしていることがあります。
それは新しい注連縄が届くこと~♪
伊勢地方に伝わる注連縄なのですが
こちらは一年中玄関に飾るんです。
子供は恥ずかしいから辞めて~!!
と言ってきますがね(;^_^A
ひときわ目立つミカンの1年後…
それはそれは悲しいことになっております。
でも交換はしないので、真っ黒のまま半年間は共に過ごすことになります。
なので、新しい注連縄が届くことで
ホッとするんですねぇ(#^^#)ゴールは近い💦
さて、この伊勢地方に伝わる注連縄。
由来がありまして、
その昔、
伊勢神宮に近い二見浦のそばに
巨旦将来(こたんしょうらい)と蘇民将来(そみんしょうらい)
という兄弟がいました。
ある時、
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中で素性を隠して
宿を求めて立ち寄りました。
みすぼらしい身なりに
巨旦は冷たくあしらったのに対し
蘇民はあたたかくもてなしました。
素戔嗚尊は蘇民の家を藁を寄り集めた縄でぐるっと取り囲みました。
すると、蘇民の家族だけは疫病から難を逃れました。
疫病から蘇民を守ったお話にあやかり
「蘇民将来子孫家門」と書いた札を注連縄に下げ
一年中玄関に飾るようになったそうです。
ちなみに、
注連縄に括り付けられている
木札は1年後、家の中に入れなければ
外でそのまま使用できるそうです。
(我が家、知らずに使用後の注連縄を家に入れてしまったら
えらいことが起きました💦)
そいういえば、
鬼門方向に飾るお守りにも
「蘇民将来子孫也」
と記載されていました。
疫病だけでなく、
魔除け、厄除けにもよさそうですね!
慈悲深い蘇民将来。
その子孫だから鬼門から鬼が入ることは許されず
というところなのでしょうか。。
というわけで、
一旦使用した注連縄のお取り扱いには
気を付けたほうが良さそうです。。
間違っても家に鬼をいれてしまわれませんように…。